川澄シンヤです。
「ゲーム公開前の最後の更新になるかも」と前回のブログで書きましたが、まだまだ作業が終わらないので、進捗報告です。
「ファーストキス」公開延期
表題の通りです。
もともと6月25日公開予定でしたが、来月7月(おそらく中旬以降)に延期しました。
今までのゲームはコンテストに応募していた関係上、締め切りに間に合わせることを第一にしているところがありました。
しかし今回は「初のシェアゲーム」であること、また「締め切りがない」こと、以上の理由から自分の中で納得のいく出来になるまで作りこむことにしました。
当初は過去作「君の世界は鳥籠の中」よりもスチル枚数少ないし間に合うだろう、と考えてスケジュールを立てましたが、よくよく考えたらキミカゴってスチルのほとんどが画面の半分以下のサイズしかなかったんですよね。私それをすっかり忘れていて、それで算段が狂ったというわけです…。
延期を決める前は「間に合わせないと…(使命感)」と考えていたのが地味にストレスになっていたのですが、「延期します」と宣言してからは気持ちが楽になりました。やっぱり締め切りは悪でしかない。
描き上げたスチルで気になる部分があったら修正したり、スチル一枚にかける時間を多くしたりとクオリティアップに努めているところです。
今月中にはすべてのイラストを描き終える予定なので、来月にゲームへの組み込み、演出強化、テストプレイ、おまけ画面の実装をするって感じですかね…。
あれ、思ったより残りの作業多くない?(白目)
オリジナルメインテーマ完成!
制作中のヤンデレ百合ノベル
— シンヤ@新作完成まで低浮上 (@K_shinya07) June 19, 2021
「ファーストキス」のオリジナルメインテーマが完成しました!
曲名:その心に触れて
タイトル画面で流れる曲になります。この動画で曲の一部を視聴できます。
\来月7月に製品版リリース予定/
▼紹介サイトhttps://t.co/v1QhJkF5ue
▼体験版https://t.co/oeCMGWC4o1 pic.twitter.com/sZV7aKbvbR
作曲をお願いしていたメインテーマが完成しました。
自由に曲名をつけていいという話だったので、曲を何回か聞く中で思い浮かんだ言葉の中から選びました。
ピアノ曲として依頼を出したのでピアノのソロ曲になるかと思いきや、色々な楽器を使って頂き、結果とっても豪華な曲になりました。
前半のしっとりとした雰囲気もいいのですが、後半部分の盛り上がりとラストの締めもお気に入りです(要するに全部好き)
今回が初めての作曲依頼のため不安でしたが、親身になって対応してくださる作曲家さんでよかったです。端的に言うと、すっごい良い人でした(語彙力)
こちらが思っている以上に作品のことを考え、熱意を持って対応してくださり、気持ちよくやり取りをすることが出来ました。
だんだんと曲が出来上がっていくのを見守るのも楽しかったです。
「この部分はラストシーンの○○(ネタバレのため伏字)を表現しています」
なんて言われた時は、めちゃくちゃ嬉しかったですね。曲への思い入れもより強くなりました。プロってすごいや。
依頼した時点で体験版を公開していたこと、また事前に「ファーストキス」の全シナリオをお渡ししていたこともあり、相手方にうまくイメージが伝わったようで安心しました。
体験版とシナリオの感想も頂戴したのですが、今までにもらったどの感想とも見る角度が違っていて「なるほど、作曲家目線だとこういう感想になるのか…」と非常に興味深かったです。
それにしても、自分の書いた話が音楽になるって感慨深いですね…。
一生の思い出になりました(お前、消えるのか?)
新作のMac版を出すかどうかという話
今回はWin版のみリリース予定です。
Mac版を用意した方がいいのか迷った時もありましたが、おそらく出しません。
理由は
私自身がMacのPCを持っておらず、動作確認が不十分なものを販売していいかという懸念があるからです。
以前から販売予定サイトのDLsiteの動向をひっそりチェックしているのですが、Win版とMac版の両方をリリースしているゲームを見たところ、圧倒的にWin版の方が売れてるんですよね。Mac版は販売数ゼロのゲームまである。
というわけで、動作保証が出来ないまま販売するリスクを負ってまでMac版を出す必要はないのかな、という結論になりました。
決して
「体験版のデータをすでに消してしまったため、作り直すのが面倒くさい」
という理由ではありません…(震え声)
ここから残り一か月、頑張って作業を進めたいと思います。
このゲームを作り終わったらリバゲFが待ってますからね。なんとかして終わらせないと…(気が重い)
あ、薄々察している人もいるかもしれませんが、リバゲFも公開日を延期します。それはまた後日お知らせします。ホントすいません…。
では、また!