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雑記、ゲーム制作の進捗など

「キミカゴが賞を頂いた話」と「フェスの感想」

川澄シンヤです。

今日は先日発表された某コンテストについて書こうと思います。そのまま本心で書いているので読む人によっては不快になるかもしれません。また、今回の内容は全て私の主観によるものです。

 

キミカゴが賞を頂いた話

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 …てなわけで、

「君の世界は鳥籠の中」がTGF2019にて佳作を頂きました!

ありがとうございます!

「佳作にでも引っかかってくれないかなー」とかぼんやり考えていたんですが、上手く結果に繋がって良かったです。というより安心してます。

結果発表を見る前は「全然DLされてないしどうせダメだろうな」とか「あんな題材で作ったこと自体が間違いだったんだよ」とか「コンテストで完全に私の作品浮いてるじゃん。申し訳ねぇ」とか卑屈になってましたけどね…。

正直、入賞して欲しい気持ちと入賞して欲しくない気持ちが半々って感じでした。ありえないけど準グランプリなんて取ったら目立っちゃうじゃん!そんな派手な場所が似合う作品じゃないよコレ!(クソでか大声)

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コンテスト参加者限定ラウンジでこんなコメント書いちゃうくらいですからね。元々受賞しようとは考えてなかったのよ。

そんなわけで、佳作という結果にほっとしてます。私にはこの場所がお似合いさ…。

 

ところで、今回スマホで結果発表ページを見たんですが、なかなか自分の作品が出てこないので焦りました。佳作多くね?

「ないよぉ!僕のゲームないよぉ!!(半泣き)」

となってたところに見つけたので、嬉しさも二倍でしたね(どうでもいい情報)。

 

フェスの感想

明るい話はこれで終わり。ここから先はジメジメした内容になります。

 

まあ、結果については今回も悲喜こもごも、様々な感想がTwitterにありますね。受賞した人もしなかった人も、納得いく結果にならなかった人が大半だと思います。

ゲーム一つ一つが作り手の思いやこだわりが詰まった「作品」です。それだけに「悔しい」という気持ちも生まれるのでしょう。

 

前述のとおり、私は佳作という結果に不満はありません。…が、しこりのような、心のどこかにずっとモヤモヤした気持ちがありました。嬉しいことには変わりないのですが、どこか手放しで喜べなかったのです。

 

それで「この気持ちはなんだ?」と考えた結果、一つの結論にたどり着きました。

 

「長編である自分の作品」と「短編である他の人の作品」が、同じ【佳作】というくくりにされていることが腑に落ちないのだと思います。

 

長編と短編では、作る手間も制作に費やす時間も違います。…でも結果は同じ。

確かに「もう長編では参加しない」という人が出てくるのも分かります。私も同じ気持ちですから。まあ、結果にこだわらず作るのなら長編一択なんですけどねー。作ってて楽しいし、やっぱり短編とは完成した時の達成感が違う。でもTGFに出すのならその点は考えなきゃな、と思いました。

ふりーむはコンテストの賞が細分化(短編・長編等で分けられて)されていたので、おそらく今回の私のような不満は出てこなかったのではないかと思います。…これも憶測でしかありませんが。

※これは短編が長編に劣ると言いたいわけではありません。短編作品も好きですし、素晴らしい作品もたくさんあります

 

あと、もしかしたらTGFは今後も毎年評価基準を変えるんでしょうか? だとしたら入賞する作品の傾向を分析し、それを元にゲームを作るなんてことは無意味になりますね。

一般的にコンテストはシナリオ・イラスト・演出等々の総合点で結果を出しているものです。ふりーむもそうだったと考えています。

ですが私はTGFに限り、そういった総合点で結果を出しているとは思っていませんでした。

私は「とある要素」が入賞に大きくかかわっていると推測していました。…が、情けないことに結果を見た時、私の分析は誤りだったと思い知らされたわけですが。多分、(もし開催されるのであれば)来年も予測不可能な作品がグランプリになるんでしょうね。

 

何となくTGFの運営側に「コンテストの入賞有無に縛られて欲しくない」という意図があるような気がします。結果を競うのではなく、フェス参加者同士で盛り上がろう!って感じで。

TGFは肩の力を抜いて制作した方が入賞につながるような気がしました。あくまでも私の主観ですが。

 

散々好き勝手に書きましたが、コンテストという場はとても貴重なので今後も開催して頂けると嬉しいです。制作のモチベにもつながりますしね。

 

余談

実は、今回何かしらの賞を取ったら新たな試みをしようと考えていました(Live2Dを勉強していたのもそのせい)。幸いにも賞を頂けたので、今年か来年あたりに1,2時間程度の作品を作ってまた参加しようと思います。リバゲ完結編と並行して制作していくつもりです。

 

今回は本当にありがとうございました。これからも制作頑張ります!

では、また!